第６回靖國神社参拝ツアー（主催・日本会議大阪）を開催致しました。師走という忙しい時期ではありましたが、神社界や会員の方々が21名参加して下さいました。
初日は、昼過ぎに靖國神社正式参拝、遊就館見学をしました。終戦70年の年に11月の武道館大会時に続いての参拝は、心を落ち着けてお参りができました。
韓国人によるトイレ爆破事件の影響で、南門は閉門されたままでしたが、静かな境内でした。
遊就館では、ご英霊のご遺書が新しくパネルとなっていることや、御遺族からの手紙展が印象的でした。
その後、バスで２時間かけて鹿島神宮に足を延ばしました。ご祭神は香取神宮の御祭神と並んで、建国神話で天照大御神の命を受けて出雲の大国主命と話し合いの末、見事、建国成就を成し遂げられた神様です。
夕方の参拝となったために、辺りはもう暗くなってしまっていましたが、拝殿参拝の後、奥宮まで灯りのない中を夜間参拝となりました。
夜には宿所の鹿島セントラルホテルで、夕食を兼ねた交流会が開かれ、参加者の皆さんが自己紹介しながら、参拝ツアーの動機などはお話しされ、絆を深めることができました。
2日目は香取神宮を正式参拝しました。昨日の鹿島神宮と同様、広い境内であったが、まだまだ鮮やかな紅葉をたたえていて温かい陽気であることが感じられました。朱塗りの楼門に対して拝殿の黒塗りがコントラストをなしていて美しかったです。鹿島神宮と香取神宮の御祭神への参拝は、そのご神徳がご存在自体で相手に戦意そのものをなくしてしまう程の力を与えているようでした。
その後、陸上自衛隊習志野駐屯地の第１空挺団を見学しました。この空挺団こそ、わが国唯一の落下傘部隊であり、陸自の精鋭部隊として、侵略・天変地異などの国家の危機に際して最も困難かつ重要な場面に全国を股にかけて空中機動する部隊で、東日本大震災でも福島第１原発で放水に従事した部隊でもあります。
最初に空挺館を見学したが、広報の隊員からのこの建物が明治天皇ご臨幸のための御馬見所であり、それが習志野に移築されたこと、習志野の歴史、そして第１空挺団が義烈空挺隊をはじめとして先の戦争で先鋭的に戦いを牽引してきた落下傘部隊の精神を継承しているお話には歴史の重さを実感しました。
時間の調整がとれず、隊員の降下訓練の様子を見ることができなかったのは残念でしたが、基地内をバスで案内しながらの説明や、訓練に向かう隊員の駆け足の様子を見ながら、訓練の大変さを実感することができました。
国の守りの前衛に立って日夜、訓練している姿を目の当りにして、国民として感謝するとともに、いかに応援していくのかが私達の使命であるのを感じました。