平成26(2014)年8月1日 開局  
     
   
     
  第7回 靖国神社参拝ツアー
 日 程  :10月25日(火)~26日(水)
 目的地  :靖國神社(昇殿参拝)、遊就館(見学)、市ヶ谷記念館、皇居、明治神宮(正式参拝)、泉岳寺


第7回靖國神社参拝ツアーがあり、日本会議会員の方を中心として総勢24名が参加された。
心配されていた天候の方も25日の夜にに小雨が降ったものの、翌26日は一点の曇りもなく、逆に汗ばむ程の好天気に恵まれた。

一番の目的であった靖國神社昇殿参拝では、雨上がりという事もあり、より清浄な雰囲気に包まれた中で、英霊の方々に感謝と誓いをしっかりと立てることができた。
続いて遊就館では1時間しっかりと時間をとって見学した。毎年見学をさせていただいているが、特に遺書等の手紙のコーナーでは涙を禁じ得ない。
特別展は「時を超えた祖国への想い」と題して軍属の方々のコーナーとなっていた。軍属の方々の他、救護看護婦、動員学徒をはじめ戦争に実に広範な人々が支えておられたかが分り、興味深く拝見した。

続いて防衛省の見学。
中山泰秀・自民党府連会長の特別のご配慮で通常の市ヶ谷台ツアーの時間とは違う時間帯で、職員の方にしっかりとっご案内頂いた。中山先生の他、防衛省の職員幹部にもご同行頂き、大変感動と感謝の極みだった。
最初に自衛隊殉職者慰霊碑を参拝、職員のお話では自衛隊創設以来、災害救援で殉職された方、1908柱がまつられているという。先週、安倍首相や稲田防衛相が参列した慰霊式典を行ったとのこと。
続いて屋外ヘリ展示場を見た後、市ヶ谷記念館を見学。大講堂は陸軍士官学校の講堂であり、後の東京裁判の法廷として使われたところであったが、当時の厳粛な雰囲気が伝わって来た。
旧陸軍大臣室は後の陸自東方総監室であり、三島由紀夫氏をはじめとする楯の会メンバーが立てこもった場所であり、窓からは同氏が憲法改正を訴えられたバルコニーも見ることが出来、まさに昭和を動かしてきた歴史が今日に至るまで、きちんと残されていることに粛然とした思いに駆られた。

翌日には皇居一般参観のために8時前にホテルを出発し、整理券をいただくために皇居・桔梗門に並んだ。
定員は180名であったが、そのうち140名が参加するということで、毎日、多くの人々が訪れていることが分かった。職員の方がポイント毎に説明してくれた。
富士見櫓、宮内庁庁舎、宮殿、二重橋、伏見櫓、山下通りと、広々とした建物、樹木の並び具合に整然とした落ち着きと見事なまでの整備を目の当りにして、天皇皇后両陛下のご日常を偲ばせて頂いた。木々は紅葉にはまだかかりそうな感じであった。普段、入ることのできない所に入られて頂き、少しでも両陛下のお側にいることを感じさせて頂いたありがたさは感動そのものであった。

昼食後は明治神宮で正式参拝。休憩時間には網谷権宮司(日本会議理事長)にご挨拶を頂いた。

続いて、品川の泉岳寺に。赤穂浪士のお墓に手を合わせる事が出来た。


2日間の旅で、結構歩いたが、英霊、大東亜戦争、三島事件、皇居、明治天皇、赤穂浪士と、わが国の歴史の中で一番大切な肝を直接、訪ねることのできた貴重な旅となった。