安倍首相��國神社参拝訴訟（大阪）　第４回口頭弁論
	平成２７年２月２３日（月）に安倍首相��國神社参拝訴訟第４回口頭弁論が行われました。 神社にお祀りされている神様を敵視して裁判を起こされているわけですから、神様を信仰する我々としては見過ごすことが出来ません。
	傍聴券獲得運動
	傍聴券の獲得を目指して抽選に挑み、多くの方が御協力下さいました。 集まって下さった人数は全体の７割程がこちら側でしたが、原告側が優先傍聴券を１５枚持っておられたため、傍聴席での人数はほぼ半々であったようです。
	報告集会
	場所を大阪府神社庁５階に移して、竹野下弁護士から、裁判の様子をご報告いただきました。 ○原告の主張として「��國神社はこんなにけしからん神社である」と「平和的生存権を脅かされた」がある。 　 しかし、裁判所は法的な判断・法的利益を侵害されたかどうかを判断するところであり、これについては、小 　 泉参拝訴訟で結論が出ているので、裁判所は早く進めたがっている。 　※最高裁の判決で「神社に参拝するということは、いかなる第３者の思想や宗教上の人格権を侵害するもの 　　 で はない。それはたとえ参拝する者が内閣総理大臣であっても、参拝する神社が��國神社であっても変わ 　　 らない。」と述べている。 ○今後は立証の段階に入ってくる。 　 原告の主張に対して、学者証人と原告本人への証人尋問が行われる。 　 原告は学者証人として高橋哲哉氏（合祀取消訴訟の証人）と小林武氏（自衛隊イラク派遣訴訟の証人）を申 　 請した。国の弁護士は「過去に証人として出ているのだから、証人調書と意見書の提出で十分でないか」と言 　 っている。 　 原告は今までの訴訟と法的に違った議論をすると述べている。 ○原告から��國神社の実施検証をしてほしいとも言っている。 　 尚、小泉参拝訴訟の際は、��國神社宮司と小泉首相を証人申請したが、今回は無かった。 ○今回は今までと違い東京での訴訟の弁護士も来ていた。 　 証人の二人とは東京側がコンタクトを取っているからか、東京訴訟では先が見えないくらいやりたいように出 　 来ているにもかかわらず、大阪は裁判所に仕切られていることに不満があるからなのか、理由は分らない。 ○原告の国籍の内訳 　 ・大阪訴訟…原告７６５名中、日本人が７３６名、台湾人が２９名。 　 ・東京訴訟…原告６３５名中、日本人が３３５名、中国人が２３８名、ドイツ在住者が２５名、韓国人が２０名 　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　香港在住が１５名、台湾人が１名、カナダ人が１名となっている。 ○今後の尋問での対応について 　 尋問に関しては裁判所も時間をとるだろうが、おそらく１日で終わらせようと思っているように感じる。 　 聞くに堪えない言葉が出てくると思われるが、堪えて、なるべく早く進めていただくことを最優先としたい。 　 傍聴されていると積極的に反論したい気持ちが芽生えると思うが、我慢していただきたい。 ○補助参加について 　 現在は、第１次の申請が却下され、第２次が参加している。 　 台湾からも１０００人以上の委任状をいただいており、現在精査中。 　 近日、２００名程度で第３次の申し立てをしようと思っている。 ○平和的生存権と本件訴訟の関係について 　 正直よく分からない。我々の感覚からすると「総理が��國神社に参拝することが、なぜ戦争準備行為にあたる 　 のか。あたるわけがない。」となるが、どうも原告の方々は「準備行為になって当然」となる。したがって、我々 　 とは見解の相違があり、そこを早く裁判所に判断していただきたい。 　 たとえ、平和的生存権が関わるとしても、「戦争で亡くなった方を慰霊することも出来ないようであれば、他国 　 に馬鹿にされ、攻め込まれ、戦争に巻き込まれる可能性が大きくなる。それを防ぐためには、参拝することに 　 より、毅然とした態度をしめし、容易に攻め込めないようにしなければならない。」と考えられる。
	次回口頭弁論
	第５回口頭弁論　４月１０日（金）午前１０時００分 第６回口頭弁論　６月　９日（火）午前１０時００分