はじめに、裁判長から「不規則発言や拍手等を行った者は退出を願う場合もある」、「裁判後も各々の感情を相手にぶつけないように」という注意があった。
その後、補助参加の申し立てについては、補助参加人には利益が無いとして、却下する旨を伝えた。

原告の証人尋問は下記の９名であった。
途中休憩を挟みながら、原告の弁護団から質疑を行い、その後被告の弁護団から質疑を行うという流れで、裁判は進んだ。

�@松岡勲（10：15〜）
�A金信明こと松澤信明（10：45〜）
�B張嘉�h（11：15〜）
�C西山誠一（13：35〜）
�D友田良子（14：00〜）
�E安谷屋昌一（14：20〜）
�F郡島恒昭（15：00〜）
�G増田俊道（15：25〜）
�H知花昌一（15：50〜）


原告証人の主な意見は下記の通り。

〇首相の戦争神社（��國のこと）参拝は日本が進める戦争性と繋がっている。
〇安保法制は平和に生存する権利を乱すもの。
〇��國神社が存在すること自体が許せない。
〇国旗国歌条例は朝鮮人にとって植民地政策と不可分であり、民族差別の象徴である。
〇��國神社は朝鮮人にとって植民地支配・皇民化政策の道具。
〇鎮霊舎は全ての人が祀られており、独裁者も祀られている。一緒に祀られている人が可哀相。
〇��國神社への参拝は憲法違反。
〇そもそも戦争加害者が被害者と共に祀られていることが我慢出来ない。
〇小泉参拝訴訟の際は、精神的な損害賠償は認められなかったが、違憲判決が出た。
〇今回の参拝で、夫が徴兵されるのではないかと不安である。
〇安倍首相の参拝は戦争が近付いたことであり怖くなった。
〇一番の思いは戦争放棄。それに繋がるものはたとえ自衛であっても全て拒否する。
〇浄土真宗は平和と平等を求め、自分も殺さず、相手にも殺させず、武器も兵隊もいらずという教え
〇国民全員を戦争にかりたてる皇民化政策が参拝と繋がっている
〇��國神社参拝について「個人の死を国家が利用するもの」
〇公の職にある者が一宗教法人にお参りをすることはいけないことである。
〇公の職を拝命した以上、辞めない限りはずっと公人である。（公的参拝・私的参拝は関係ない）