安倍首相��國神社参拝訴訟（大阪）　第８回口頭弁論
	日　　　時
	平成２７年１０月２３日（金）１４時００分
	報　　　告
	【傍聴券獲得運動】 原告側への優先傍聴券（��國神社には２枚だけ）の存在や、原告も人数を集めたこともあったが、なんとか半分の傍聴券を獲得することが出来ました。 御協力有り難うございます。 【報告会要旨】 原告の訴状を見ると、前回と同じように当初は憲法２０条の信教の自由や政教分離を中心に書かれていた。平和的生存権は書かれていたかどうかというくらいであった。 しかし、国会で安保法制の審議が始まると、憲法２０条から平和的生存権へと論点が移行していった。最終弁論では大半は憲法９条の平和主義が中心となっていた。 憲法２０条に関しては、「小泉参拝訴訟の最高裁判決があり、その判決の弁護団は同じ弁護団だった。つまり決着済みではないか」と訴えている。そのことは相手も分っているので、平和的生存権を付け足して提起したところ、政局が安保法制の審議となったので、これ幸いとシフトしたのではないか。 裁判所も基本的に決着済みということは分っていると思うので、原告には早く主張を出すように求めており、原告もやむなく従うこととなった。 今回も小泉参拝訴訟と同じく、�ｺ永弁護士が補助参加と言う形で側面から支援をして下さった。法廷でも言ったが、３千人の方が、補助参加として参加して下さった。 原告は７６５名であったので、実に４倍もの参加があった。補助参加は冒頭１〜２分で却下されることになるが、弁護士からすると３千人の委任状を集めることは並大抵のことではない。 概ね順調に終結まで来ることが出来た。実質的な争点は「原告の請求が通るかどうかではなく、首相の参拝について憲法に違反するかどうか・適合性の判断をするかどうか」である。そこに、こちらから議論を吹っ掛けると裁判所としては一言書きたくなるかもしれないので、淡々と決着済みの案件と言い続けてきた。
	今後の開催日時
	○平成２８年１月２８日（木）１０時〜　判決が言い渡されます。